輪状披裂関節炎により嗄声を呈した関節リウマチの1例

石川 瑞恵; 安孫子 広; 高崎 聡; 今田 恒夫; 久保田 功

doi:10.2169/naika.96.2789

今月の症例

輪状披裂関節炎により嗄声を呈した関節リウマチの1例

石川瑞恵, 安孫子広, 高崎聡, 今田恒夫, 久保田功

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キーワード: 関節リウマチ, 輪状披裂関節炎, ステロイドパルス療法

ジャーナルフリー

2007 年 96 巻 12 号 p. 2789-2791

DOI https://doi.org/10.2169/naika.96.2789

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抄録

関節リウマチ（Rheumatoid arthritis，以下RA）の一部に嗄声·呼吸困難などを呈する症例があり，その本態は輪状披裂関節炎である．症例は56歳女性．RA治療中に全身の関節炎の悪化と伴に嗄声が出現した．両声帯麻痺を呈しており関節リウマチに伴う輪状披裂関節炎が嗄声の原因と考えられた．ステロイドパルス療法により嗄声と関節炎は速やかに改善した．

責任著者(Corresponding author)

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