王子総合病院血液内科
王子総合病院消化器科
札幌医科大学第四内科
2007 年 96 巻 12 号 p. 2794-2797
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Lymphomatoid papulosisを合併しimatinib mesylateにより症状,検査成績が速やかに改善した好酸球増加症候群症例を経験した.末梢有核細胞の解析でFIP1L1-PDGFRα融合遺伝子(FP遺伝子)のみならずTCRγ鎖遺伝子再構成も認められた.T細胞クロナリティとFP遺伝子が同時に証明された初めての症例であり,好酸球増加症候群の発症機転を考える上で興味深く報告する.
日本内科学会会誌
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