NTT関東病院血液内科
2007 年 96 巻 7 号 p. 1390-1397
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本態性血小板血症は血栓症や出血を合併しやすい.骨髄線維症や急性白血病への移行がみられるが,主な死因は血栓症であり,治療方針は急性白血病への移行率を低く抑えながら血栓症を予防し自覚症状を除くことである.血栓症のリスク因子は高齢と血栓症の既往であり,血小板著増例では出血のリスクが高い.低リスク群ではアスピリン投与,高リスク群ではハイドロキシウレアとアスピリンの投与が推奨される.
日本内科学会会誌
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