金沢医科大学腎機能治療学
2009 年 98 巻 5 号 p. 1062-1068
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一次性ネフローゼ症候群に対する免疫抑制療法は,副腎皮質ステロイドを中心に行われているが,ステロイド抵抗性あるいは依存例に対して免疫抑制薬が用いられる.とくに,カルシニューリン阻害薬(シクロスポリンならびにタクロリムス)が,応用されるようになり寛解導入・維持成績が向上した.さらに二次性を含めた免疫複合体あるいはクリオグロブリンによるネフローゼ症候群に対する静注免疫グロブリンあるいは抗CD20抗体の応用が進められている.
日本内科学会会誌
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