久留米大学内科学講座,心臓・血管内科部門
2010 年 99 巻 2 号 p. 222-225
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大動脈解離の疫学は,未だ不明な点が多く,参考となる調査報告も少ない.しかし,発症には季節や時間による影響が少なからず存在し,これまで明らかな危険因子と言われている高血圧に何らかの病態が絡んで発症するのではないかと考えられる.次第に増加する傾向にある大動脈解離のtriggerが明らかになれば,発症予防に繋がる可能性もあり,発症状況の把握を含めた疫学的検討が重要である.
日本内科学会会誌
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