埼玉医科大学総合医療センター中央検査部
2010 年 99 巻 4 号 p. 700-706
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甲状腺検査の最近の重要な進歩は,第3世代抗甲状腺刺激ホルモン受容体抗体測定法の臨床導入である.第3世代測定法では測定時間が30分以内となり,当日の検査データによる診断・病勢評価が可能となった.これによりBasedow病の診断・寛解判定の精度が向上し,これまで見いだし難かった病態が明らかになることが期待できる.一方でこの検査法の特性と限界を理解して使いこなしていく必要がある.
日本内科学会会誌
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