日本内科学会雑誌
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シェーグレン症候群を伴った球麻痺の1例
山下 一也小林 祥泰山口 修平岡田 和悟有元 佐多雄藤原 茂芳下手 公一今岡 かおる恒松 徳五郎
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1988 年 77 巻 8 号 p. 1280-1281

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抄録

61才,男性,構語障害,舌の軽度萎縮,線維性〓縮を認めたが,四肢の脱力,筋萎縮はなし.血沈1時間52mm, CRP(+), ANF80倍(sp). IgG 2040mg/dl.免疫複合体1.21μg/ml.筋電図上,舌筋で神経原性変化を認めた. Sjögren症候群の合併が認められ,ステロイドパルス治療で,血液検査値は改善,症状もやや改善した.最近,筋萎縮性側索硬化症における免疫異常などが注目されており,興味ある症例と考えられる.

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