国立札幌病院血液内科
市立砂川病院内科
1991 年 80 巻 1 号 p. 106-107
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症例は35歳,男性.骨髄異形成症候群に肺炎様症状・所見を合併し,呼吸不全のため入院後第59病日に死亡したが,剖検では肺胞蛋白症の合併が認められた.肺胞蛋白症の成立機序の一つとして肺胞マクロファージの機能障害による肺胞クリアランスの低下説が注目されているが,ある種の血液疾患ではマクロファージの機能障害を生じやすく,同様の病態を合併しやすいと推定される.しかしそのような症例報告は意外と少ない.
日本内科学会会誌
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