日本内科学会雑誌
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3.高カロリー輸液
折田 義正上田 尚彦柿原 昌弘
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1991 年 80 巻 2 号 p. 237-242

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抄録
栄養補給は経口摂取が基本であるが,不可能な場合には経管栄養を考える.これにも適さない場合にはじめて経静脈栄養の適応となる.栄養学的効果を得るためには,適当な輸液組成(アミノ酸・脂肪・糖質・電解質・微量元素・ビタミン)が必要である.これらの栄養素の基本的な知識について解説する.さらに,最近では家庭高カロリー輪液(在宅静脈栄養法)が医療保険の適応となり,患者の社会復帰も可能となってきた.
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