国立療養所中野病院
1992 年 81 巻 6 号 p. 835-839
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
気管支喘息の治療上吸入療法はその主体をなすものである.慢性喘息の治療において,患者教育,環境改善についで,発作を治めるβ-刺激薬吸入,発作を予防し気道のアレルギー性炎症に対抗するステロイド吸入・DSCG吸入,抗コリン薬吸入などが重要な位置をしめる.これらの薬物の定期使用(レギュラー・ユース. regular use),とくに最近問題となっているβ-刺激薬の吸入とステロイドの吸入について述べた.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら