日本内科学会雑誌
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5.再梗塞の予防
木全 心一
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1992 年 81 巻 8 号 p. 1231-1235

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抄録

再梗塞の最大の危険因子は冠動脈病変である.障害枝数がますに従って再梗塞の危険がます.運動負荷によって心筋虚血の誘発される症例で高い.このため,梗塞後は出来るだけ冠動脈造影をして,必要な症例にはPTCA,冠動脈バイパス術をするのが良い.同時に,日常生活の矯正と薬物療法により血清脂質を改善し,禁煙させる.また, aspirinなどの薬を用いることも有効である.

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