大阪大学歯学部薬理学
1993 年 82 巻 1 号 p. 29-33
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現在使用されている頭痛治療薬の作用機序を薬理学見地より解説した.頭痛の発生および病態が種々複雑であるので,使用されている薬物の範囲が広く,なお痛みの発生の機序が未解決の事もあって,薬理学的機序も明確になっていない治療薬のある事は言うまでもない.頭痛の病態機序の解明は,薬物治療面での薬理学的見地からの解釈による事が大きいので,今後の頭痛薬に対しては,病因に適した治療薬の登場が期待されるであろう.
日本内科学会会誌
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