川崎医科大学腎臓内科
1993 年 82 巻 11 号 p. 1761-1765
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初診時に遭遇する腎不全を分類すると,多彩な原因のものが含まれるが,可逆性が期待される急性腎不全病態を不可逆性腎不全群から早期に鑑別せねばならない.超音波検査などによる腎萎縮の有無が識別に役立つ.不可逆性慢性腎不全群についても詳細に病態を検討し,一過性に負荷された可逆性因子や進行促進因子を除去,抑制して,できるだけ進行を遅らせる努力が必要である.
日本内科学会会誌
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