信州大学第三内科
1994 年 83 巻 4 号 p. 539-543
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パーキンソン病の初期症状は静止時振戦が多く,歩行障害と動作緩徐がそれについで多い.症状に左右差があり,緩徐進行性であれば臨床的にパーキンソン病と診断できる.パーキンソン症候群のうちではパーキンソン病が最も多いが,痴呆,運動失調,錐体路徴候が前景にある場合と画像で基底核病変の所見が得られれば,他の症候性パーキンソニズムを考えて検索を進める. L-DOPAによる治療的診断は安易に行うべきでない.
日本内科学会会誌
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