日本内科学会雑誌
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顔面神経麻痺で発症しMRI上脳幹部病変を認めた結核性髄膜炎の1例
福井 一人永田 栄一郎小張 昌宏天野 隆弘厚東 篤生福内 靖男
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1995 年 84 巻 10 号 p. 1731-1733

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抄録

末梢性顔面神経麻痺,頭痛,発熱を主症状とし, MRI上脳幹部に症状と一致する病変を認めた結核性髄膜炎を経験した.病変部はMRI上T2強調画像で高信号, T1強調画像で等信号を呈し,ガドリニウムにより均一に増強され,炎症性の機転が示唆された.また抗結核薬治療による治療後,症状の軽快とともに画像上の病変も消失した.

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