新潟大学医学部第三内科
1995 年 84 巻 12 号 p. 2003-2007
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肝細胞癌(HCC)の血清学的診断法として,慢性肝疾患経過観察例における,アルファフェトプロティン(AFP)ならびにPIVKA-IIの測定が広く行われている. AFPは陽性率が高く, PIVKA-IIはその疾患特異性が優れているという特徴を持ち,互いに相補的関係にあるため,交互の測定が推奨される.また,最近ではAFPの特異性向上を目的に,その癌化に伴う糖鎖変異であるフコシル化率の測定が行われている.
日本内科学会会誌
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