日本内科学会雑誌
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3.リンパ節腫脹の診察の実際
池田 康夫
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1997 年 86 巻 12 号 p. 2239-2240

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抄録

リンパ節腫脹は多くの疾患の一徴候としてみられる.問診で診断の為の重要なヒントが得られることもある.触診に際し,大きさ,圧痛の有無,可動性の有無,硬度などに特に注意し,それを参考に鑑別診断をすすめて行く.
血液検査,画像検査の後,長期にわたって縮小しないものや,大きなサイズのリンパ節については生検を行う.通常の病理組織標本作成以外,スタンプ標本作成,培養,種々の分子生物学的,細胞生物学的検査も同時に行うと良い.

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