心筋炎による心不全を主症状とした全身性エリテマトーデスの1例

日本内科学会雑誌

Online ISSN : 1883-2083
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心筋炎による心不全を主症状とした全身性エリテマトーデスの1例

李鐘碩, 金子礼志, 菱川隆史, 関川巌, 戸叶嘉明, 高崎芳成, 橋本博史, 太田洋, 鈴木宏昌, 住吉正孝, 山口洋

著者情報

李鐘碩
順天堂大学膠原病内科
金子礼志
順天堂大学膠原病内科
菱川隆史
順天堂大学膠原病内科
関川巌
順天堂大学膠原病内科
戸叶嘉明
順天堂大学膠原病内科
高崎芳成
順天堂大学膠原病内科
橋本博史
順天堂大学膠原病内科
太田洋
順天堂大学循環器内科
鈴木宏昌
順天堂大学循環器内科
住吉正孝
順天堂大学循環器内科
山口洋
順天堂大学循環器内科

キーワード: 全身性エリテマトーデス, 心筋炎, 心不全, 心筋生検

ジャーナルフリー

1997 年 86 巻 12 号 p. 2311-2313

DOI https://doi.org/10.2169/naika.86.2311

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抄録

症例は41歳,男性.全身性エリテマトーデス(SLE)発症4年後に,心不全症状を呈した.心筋生検により心筋炎の病理学的所見を認め, SLEによる心筋炎および心不全と診断した.プレドニゾロン60mg/日による治療を行い,心機能の改善を認めた.

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