日本医科大学千葉北総病院
1997 年 86 巻 2 号 p. 237-241
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血管内視鏡は血管内腔を詳細に色調ある画像として観察できる.本法を用いることによりプラークや血栓の性状診断が可能で,肉眼的病理診断ができる.従来の診断法では明らかでなかった不安定狭心症,梗塞後狭心症,冠れん縮性狭心症の病因がより明確になった.かかる狭心症の発症原因として内膜(プラーク)障害が重要な役割を果たしていることが明らかになった.特に,不安定狭心症では易破綻性の黄色プラークの存在が重要である.
日本内科学会会誌
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