大阪大学微生物病研究所細菌感染分野
1999 年 88 巻 11 号 p. 2154-2159
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腸管出血性大腸菌(enterohemorrhagic E. coti: EHEC)感染症は,感染症新法では唯一の3類感染症として分類されている.本疾患では,単なる食中毒や腸管感染症にとどまらずHUSや脳症といった重篤な腸管外合併症を伴う場合があり,またそれらの重症合併症に対する治療法が未だに確立されていないなどの問題点を含めて概説する.
日本内科学会会誌
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