長崎大学腎疾患治療部
長崎大学腎疾患第二内科
1999 年 88 巻 8 号 p. 1463-1466
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腎臓は放射線に感受性が高く,大量の暴露にて放射性腎炎または放射性腎症とよばれる腎障害を容易にきたす.通常20Gy以上で発症するが,臨床的には急性放射線腎炎と慢性放射性腎炎の経過があり,ともに腎機能低下を来たし末期腎不全に至る.発症したら治療困難であり,予防的な放射線からの腎保護が大切である.
日本内科学会会誌
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