東京医科大学内科学第五講座
2000 年 89 巻 5 号 p. 889-893
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結核症の罹患部位は肺が最も多い.しかし結核症は全身感染症で,決して肺に限局するものではない.肺以外の部位の結核症を総称して肺外結核と呼ぶ.結核菌は主としてリンパ行性,血行性などの経路で全身諸臓器に播種する.内科医はリンパ節,胸膜,髄膜,腸,副腎等の肺外結核に遭遇する可能性があることから,これらの病態を熟知し,迅速かつ的確な診断治療の実践が要求される.
日本内科学会会誌
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