結核予防会結核研究所 元国立療養所松江病院呼吸器内科
2000 年 89 巻 5 号 p. 937-941
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わが国においては,以前にはあまり目立たなかった成人の集団感染や院内感染の増加がみられている.結核への関心がうすらぎ,若者の結核既感染率が低下しつつある現状において,このような現象が今後予期せずに今までに増して生じる可能性がある.結核の感染予防で最も大切なことは早期診断と適切な治療を行うことである。また,今まであまり重視されていなかった院内感染対策を抜本的に見直すことが急務となっている.
日本内科学会会誌
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