日本内科学会雑誌
Online ISSN : 1883-2083
Print ISSN : 0021-5384
ISSN-L : 0021-5384
2.蛋白尿を発見された患者
加藤 哲夫永路 正明
著者情報
キーワード: 尿白尿, 慢性腎炎, IgA腎症
ジャーナル フリー

2001 年 90 巻 7 号 p. 1231-1235

詳細
抄録

蛋白尿は種々の腎疾患で出現し,その臨床的意義は重要である.蛋白尿は健康診断などで発見されることが多く,ほとんどが無症状であるため慢性的に進行する腎疾患が見逃される場合もまれではない.尿蛋白陽性患者に対しては,尿蛋白定量,尿沈渣などを含めたアプローチを行い,適応があれば腎生検も含めた精査により診断と治療方針を決定することが重要である.

著者関連情報
© (社)日本内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top