札幌医科大学第二内科
2003 年 92 巻 2 号 p. 179-186
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第5次循環器疾患基礎調査では収縮期血圧140mmHg以上または拡張期血圧90mmHg以上の高血圧頻度は男性51.7%,女性39.6%であり,年齢階級が増すに従いその頻度は急激に増加する.重症高血圧の頻度は減少し,経年的には収縮期血圧レベルは低下しているが,拡張期血圧は中年男性で上昇がみられ,軽症高血圧の頻度の低下は鈍っている.循環器疾患の予防のためには軽症高血圧とそれに合併する糖尿病,高脂血症など危険因子の集積に対する管理が重要である.
日本内科学会会誌
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