日本内科学会雑誌
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NIPPVが著効した肥満低換気症候群の1例
牧野 英記多田 浩也竹内 栄治
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2004 年 93 巻 1 号 p. 145-146

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抄録

症例は66歳,女性.以前より高度の肥満と日中の傾眠傾向を認めていた.突然の呼吸停止を契機に肥満低換気症候群(obesity hypoventilation syndrome, OHS)と診断され,人工呼吸器の離脱時にnon-invasive positive pressure ventilation (NIPPV)が著効し,軽快した. OHSはわが国での報告は少なく,若干の文献的考察を踏まえて報告する.

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