九州大学大学院医学系研究院病態制御内科(第三内科)
2005 年 94 巻 10 号 p. 2195-2199
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
副腎ステロイドのDHEAは加齢とともに直線的低下を認め,老化指標,長生き指標としての有用性が報告されている.またDHEAには抗糖尿病,抗肥満,抗動脈硬化,抗骨粗鬆症などの有益な作用が報告されており,抗加齢療法としてのDHEA補充療法が試みられている.健康感,性欲,骨代謝,糖質代謝,体脂肪,血管内皮機能といった指標にある程度の有用性は認められているが,わが国独自のデータの集積が乏しく,今後の課題である.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら