新別府病院循環器科
宮崎大学附属病院第一内科
広島大学大学院生物圏科学研究科
宮崎県立延岡病院脳神経センター神経内科
熊本大学大学院循環器病態学
宮崎県立延岡病院循環器科
長崎大学地域共同研究センター
2005 年 94 巻 4 号 p. 750-752
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症例は35歳,男性.ハコフグ注)喫食後に横紋筋融解症,急性腎不全を発症.血液浄化法を導入し,腎機能障害を残さず治癒退院した.アオブダイに含まれるパリトキシン(PLTx)により横紋筋融解症が誘発されることが知られているが,今回患者検体の分析からハコフグに含まれる「PLTx様物質」の関与が示唆された興味深い症例として報告する.注)本症例では魚種を同定できておらず,「ハコフグ科魚類」の意味で「ハコフグ」を使用する.
日本内科学会会誌
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