広島大学大学院医歯薬学総合研究科展開医科学專攻病態制御医科学講座分子内科学(第二内科)
2005 年 94 巻 6 号 p. 1061-1067
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
血清マーカーは,その簡便性と客観性ゆえに,画像診断や病理診断にはない有用性を秘めていると言える. KL-6, SP-D, SP-Aはいずれも特発性肺線維症のすぐれた血清マーカーであり,特発性肺線維症における肺胞上皮細胞傷害という病態を反映していると考えられている.これら血清マーカ-の特性を認識した上で,多角的に病態を把握することは,特発性肺線維症の診療を行う際に大変有用であると思われる.
日本内科学会会誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら