東京医科歯科大学大学院統合呼吸器病学分野
2005 年 94 巻 6 号 p. 1099-1105
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慢性過敏性肺炎は潜在性発症型と再燃症状軽減型に亜分類され,潜在性発症型はIPFと誤診されている.再燃症状軽減型の当初は抗原曝露後急性症状があり,初期には診断が容易である.画像は気道に沿った蜂巣肺,牽引性気管支拡張,胸膜下の不整型斑状影,小葉間隔壁肥厚,小葉内網状影,限局性の小葉中心性粒状影に注意する.自宅と周囲環境,仕事場,野鳥の棲息状況,羽毛布団使用などを含めた生活環境の問診が重要である.
日本内科学会会誌
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