群馬大学循環器内科
2005 年 94 巻 7 号 p. 1396-1398
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症例は74歳,女性.眼,皮膚サルコイドーシスと診断されていた.胸部X線,心電図,心エコー, Gaシンチにて心異常はなかったが, FDG-PETにて心集積を認めた.経過観察中に左脚ブロックを経て完全房室ブロックに進展しステロイド治療を開始した.この際のFDG-PETにて心集積が増強していたが, Gaシンチでは変化なかった. Gaシンチで検出できなかったサルコイドーシスの心病変を, FDG-PETにより早期より観察できた.
日本内科学会会誌
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