公益財団法人 年金シニアプラン総合研究機構
2024 年 25 巻 p. 1-
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本稿では、ロシアの最近の少子化対策のうち、母親資本の拡充、母親英雄制度の復活、伝統的な家族の価値観の普及促進の三点を解説する。また、少子化対策ではないが、多子家庭の母親の年金支給開始年齢の緩和についても触れる。母親資本は用途が限られているが、住環境の改善、教育のほか、母親の年金資金にも充当できる。日本において巨額の財政負担の必要な母親資本は難しいが、母親英雄制度のような表彰制度は、子育て応援の一環として参考にする価値があると考える。
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