ネットワークポリマー
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報文
隣接トリカルボニル構造を有するポリマーとポリエチレングリコールからなる可逆的な架橋―解架橋システムの構築
――架橋剤としてのポリエチレングリコールの濃度,分子量効果――
柚木 辰也末次 翔米川 盛生松本 幸三冨田 育義遠藤 剛
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2016 年 37 巻 4 号 p. 180-187

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抄録

側鎖に隣接トリカルボニル部位を有するポリマー(トリカルボニルポリマー)とポリエチレングリコール(PEG)からなる新たな可逆的な架橋-解架橋システムを報告する。トリカルボニルポリマーとPEG(Mn=600-20000,隣接トリカルボニル基に対しOH 基が0.1-3.0 当量)を塩化メチレン中で混合するとヘミケタール構造を介して連結したネットワークが形成され,オレンジ色のゲルが得られた。また,得られたネットワークポリマーは水を含む溶媒で処理することにより解架橋可能であり,直鎖状の隣接トリカルボニルポリマーが水和体として最大 96 %の収率で回収された。更に,得られた水和体を減圧下100 ℃に加熱することにより脱水し,元の隣接トリカルボニルポリマーを再生した。

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© 2016 合成樹脂工業協会
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