熱硬化性樹脂
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反応型射出成形技術-RIM・RRIMの現状と将来性について
恒川 保治
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1985 年 6 巻 3 号 p. 142-156

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抄録
RIM (Reaction Injection Molding) 成形法は, 当初ヨーロッパで家具, スキー芯材を中心に使用されてきたが, 1975年, 米国GM社のスポーツカーのフェイシャにウレタンRIM弾性体が採用され, これが自動車分野へのRIM成形の本格的進出の第一歩となった。
爾来, 自動車の軽量化, 安全性の両面から, 耐衝撃性に優れたウレタンRIMが, バンパーを始め, 各種用途に使用されてきた。現在製品化されているものは, 全てポリウレタン樹脂 (以後単にウレタンと呼称する) から出来ているが, 本質的にこのRIM成形法は, 高反応性のモノマーに近い低分子化合物を金型内で急速に高分子量化し, 最終製品を得るものであり, ウレタン以外にナイロン, ポリエステル, エポキシ等が対象として考えられ, 研究が進められている。
更に, この成形法の特徴は, 種々の充填材を簡単に配合することが出来ることから, 強化RIM (RRIM) としての用途展開が進みつつある。特に自動車外装材として, GM社のFieroにウレタンのRRIMが本格的に採用された事から, 今後急速に需要が拡大していくものと思われる。本報では, このRIM (RRIMを含む) の最近の用途展開及び今後の動向について紹介した。
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