ネットワークポリマー
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フェノール樹脂の構造と接着性相関
植〓 加絵北山 隆高谷 政広岡本 忠
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1999 年 20 巻 4 号 p. 193-202

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抄録
フェノール/ホルムアルデヒド/NaOHのモル比1/2/0.2でフェノール樹脂 (PF) を合成し経時的にサンプリングを行った。それぞれのサンプルを13C-NMR, DSCを用いて分析してレゾールの構造を調べ, さらにそれらの樹脂を用いて作成した3ply合板の接着強度を測定して, 樹脂の構造がどのように接着強度に反映するかを調べた。13C-NMRおよびDSC測定の結果より, PFの素反応の反応性は, P-メチロール化>o-メチロール化≧p-pメチロール基間で起こるメチレン結合の形成>o-pメチロール基間で起こるメチレン結合の形成≧p-メチロール基と未置換p-位との間のメチレン結合の形成≧p-メチロール基と未置換p-位との間のメチレン結合の形成>p-メチロール基と未置換o-位との間のメチレン結合の形成≫o-oメチロール基間でのメチレン結合の形成>o-メチロール基と未置換o-位との間のメチレン結合の形成の順であると推定された。接着強度は合成反応時間が10~20分までは緩やかに上昇し, 30分経過すると急激に上昇した。しかしその後40分で一旦減少し, ゆっくり回復してからほぼ一定となった。
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© 合成樹脂工業協会
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