日本伝熱シンポジウム講演論文集
第45回日本伝熱シンポジウム
セッションID: B1505
会議情報

強制対流,自然対流,熱流動解析
波面を有するチャネル内の乱流に関する研究
レイノルズ数の影響について
*田中 健太郎山内 寿晃中川 慎二石塚 勝
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録

 壁面の1つが波面であるチャネル内部で発達する乱流を対象として,時系列PIV計測を行った。チャネル高さの半分を代表長さとするレイノルズ数を550から3300まで変化させた。いずれのレイノルズ数でも流れのはく離が発生し,波面の谷部に循環流領域が形成される。循環流領域から主流部へ,不規則に低速流体が放出され,はく離せん断層が揺動する様子を明らかにした。乱れ強さとレイノルズ応力の2次元分布を算出し,レイノルズ数による乱流構造の変化について調査した。

著者関連情報
© 2008 社団法人 日本伝熱学会
前の記事 次の記事
feedback
Top