日本伝熱シンポジウム講演論文集
日本伝熱学会創立50周年記念第48回日本伝熱シンポジウム
セッションID: I121
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I12 OS MEMSと伝熱2
T型マイクロ流路内スラグ流形成に対する接触角ヒステリシスの影響
*松本 壮平板橋 健太郎松本 純一高田 尚樹金子 暁子
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会議録・要旨集 認証あり

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抄録
T型混合部を有するマイクロ流路による二相スラグ流は、均一性を要するマイクロバブル・エマルション・固体ビーズ等の形成に利用される。本研究では、スラグ長さの制御と均一性向上を目的として、T型混合部の表面ぬれ性がスラグ流パターン形成過程に及ぼす影響の解明を試みた。PDMS(シリコーン樹脂)製およびシリコン・ガラス製の複数種類のテスト部を用いた気液二相混合実験を通して、流路表面接触角の値自体よりもヒステリシスの大小がスラグ分裂機構に強く関わっていることなどを明らかにした。
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© 2011 社団法人 日本伝熱学会
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