日本伝熱シンポジウム講演論文集
日本伝熱学会創立50周年記念第48回日本伝熱シンポジウム
セッションID: SP403
会議情報

SP4 学生優秀プレゼンテーション賞4 ―マイクロ・ナノスケール現象―
LBMによる体積保存性の良い二相流解析手法の開発
*上田 武広金田 昌之須賀 一彦
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

詳細
抄録
解析アルゴリズムの簡便な格子ボルツマン法は混相流解析にも応用されているが、体積の保存性について検討したものは少ない。そこで本研究では格子ボルツマン法に体積保存性に優れた界面追跡手法であるPLIC-VOF法ならびにレベルセット法を連成した数値解析コードを開発し、その体積保存性を評価した。本コードには界面張力の効果も考慮し、濡れ性の異なる平板上の液滴挙動ならびに多孔体内での液滴流動においてその妥当性を検証した。
著者関連情報
© 2011 社団法人 日本伝熱学会
前の記事 次の記事
feedback
Top