恵泉女学園大学
1997 年 46 巻 4 号 p. 55-58
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権力・性差・系図・血-さまざまな規範力や類型化へむかう力に抗して、逸脱をもとめつづける<物語>。王朝の都市に発生するその欲望は、漱石や三島など、近・現代の小説にまで及ぶ。<物語>の逃走線上に、都市のテクストが点在する。都市という身体に刻まれたトラウマとして、<物語>は逃走と逸脱をくりかえす、<器官なき身体>なのだ。
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