お茶の水女子大学附属小学校
2002 年 51 巻 8 号 p. 32-40
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小学校で言語に関わって経験する学びが、ことばという道具の不可思議さを確かめながらも、自分と広い他者世界との関係を意味づけ続けるいとなみであって欲しいと私は願っている。本稿では、子どもひとりひとりが自分の気に入った詩を暗唱し、お互いにそれを聞きあうことを繰り返す取り組みの中で、学級内に、関係を編むことばの力を信じ、善さを追求する学びの芽が育ち始める様子を、過去数年のいくつかの事例を挙げて記述した。
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