逢甲大学
2011 年 150 巻 p. 131-145
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本稿は,台湾の大学の必修初級作文授業においてピア・レスポンスを行った実践報告である。課題探究型アクション・リサーチにより,通年の授業でさまざまな行動方略を行った。このうち本稿では,学習者の作文の内容・構成面の問題に対して行った行動方略を中心に報告する。また最後に授業全体を振り返って出てきた課題を以下のようにまとめた。(1)伝わらなかった「プロセス重視」,(2)日本人教師の限界,(3)教師主導型のピア・レスポンスに陥る危険性
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