日本観光学会誌
Online ISSN : 2436-7133
Print ISSN : 1341-8270
城ケ倉大橋の建設による観光への効果
長谷川 明小野 徳昭小西 昌彦
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キーワード: 構造景観, 橋梁, 観光
ジャーナル オープンアクセス

1997 年 31 巻 p. 29-38

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抄録

景勝地で有名な十和田八幡平国立公園の中に, 城ケ倉大橋が建設されてから約1年が経過した。この橋は青森県の東西を結ぶ重要な幹線道路国道394号線の城ケ倉地内の渓谷に建設されたもので, 旧道を改良し年間を通して通行できるよう計画された。この橋の開通後, 橋と橋を取り巻く景観を見物する観光客が大勢押し掛けている。橋の両側の橋詰めにはトイレと駐車場が用意されているが, 休日には, 橋を一目見ようとする観光客で埋め尽くされている。本文は, 景観を考慮して設計・建設された城ケ倉大橋の観光について考察したものである。

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© 1997 日本観光学会
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