新潟医療福祉学会誌
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実行委員長印象記
第23回新潟医療福祉学会「実行委員長印象記」
前島 偉
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2024 年 23 巻 3 号 p. 55

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2023年10月28日(土)、児玉直樹大会長のもと、「第23回新潟医療福祉学会学術集会」が開催されました。私は実行委員長を務め、この学術集会の開催にあたり、携わった過程や感想を述べさせていただきます。

2020年度から新型コロナウイルス感染症の影響で、3年間にわたり学術集会や授業の多くがオンラインで行われてきました。しかし、2023年5月に新型コロナウィルス感染症の分類が2類から5類に移行し、社会が徐々に正常に戻りつつある中、第23回学術集会は4年ぶりに対面での開催が実現しました。ただし、診療放射線学科が開設してからまだ6年目という経験の浅さから、本学会での対面での学術集会の経験がほとんどなく、過去の記憶を思い出しながらの開催となりました。その中でも広報や会場設定など過去の資料を活用させていただき、どうにか進める事ができました。

2023年3月には前年度担当の救命救急学科から引き継ぎを受け、過去の開催資料を参考にしながら準備を進めていきました。特に広報や会場設営など過去の資料を活用させていただきました。

大会のテーマは、「多職種協働による産学連携と地域連携」と決定しました。このテーマに基づき、特別講演やシンポジウムを開催し、合計84演題(口述発表6演題、ポスター78演題)が集まりました。シンポジウムでは学内の4学科の先生方に講演いただき、対面ならではの活発な意見や議論が交わされましたことが大変印象に残りました。ポスター発表会場は過去に数回しか行われていないMOMO caféで開催し、多くの参加者が訪れ会場に人が溢れ大変大盛況で良かったのですが、少し手狭な設定であったことを反省点として来年度以降の開催に繋げていってもらえばと感じた次第でした。

4年ぶりの対面ということもあり、参加者総数は184人でした。このうち教職員が75人、大学院生が16人、学部生が87人、外部からの参加者が6人でした。雨天の影響もあって、参加者数は少なかったものの、今後は大学院の学生数増加に伴い、大学院生の参加数、演題登録数の増加を目指していきたいと感じました。

最後に、本学術集会の開催にあたり、新潟医療福祉学会学術委員の先生方や事務局の皆様、協賛していただいた40社の企業や医療機関の皆様に深く感謝申し上げます。また、実行委員として尽力していただいた診療放射線学科の教職員の皆様協力してくれた多くの学生にも感謝いたします。

 
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