日本化学会誌(化学と工業化学)
Online ISSN : 2185-0925
Print ISSN : 0369-4577
一般論文
周期的電圧変化による架橋ポリ(アリルトリメチルアンモニウムクロリド)ゲル膜の膜厚変化
岩元 和敏井上 真吾荻野 美春城田 章弘田島 秀一
著者情報
ジャーナル フリー

2002 年 2002 巻 2 号 p. 159-163

詳細
抄録
微小電極を使い,架橋ポリ(アリルトリメチルアンモニウムクロリド) (PATMAC)のゲル膜に周期的電圧変化を加えることで,数時間にわたって膜厚の周期的変化が安定に持続することが確かめられた.膜厚変化の振幅は電極間電圧に比例し,また膜を膨潤平衡するのに用いたNaCl水溶液の濃度に依存し,0.03–0.05 mol/dm3NaCl水溶液中で膨潤平衡に達した膜で最も大きくなった.さらに,5本および10本の微小電極を並べて,順次電圧を切り替えることにより,膜表面に一方向に伝搬する波が生じることが確かめられた.
著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© 2002 The Chemical Society of Japan
前の記事 次の記事
feedback
Top