酸水素油脂工業株式会社
1959 年 62 巻 7 号 p. 1004-1006
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エポキシ油脂系可塑剤の一つの9,10-エポキシステアリン酸ブチルの熱分解について検討を行い,160℃以上では分解が早く,分解速度は1次反応に一致し,見掛けの活性化エネルギーは22.8kcal/molであった。分解は主として,エポキシ基のケト基への転位と重合と考えられ,また二重結合の生成も見られた。可塑化PVC中の熱分解速度は単独の場合と大差はなく, また分解速度と樹脂の着色の直接の関係は得られなかった。
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