倉敷レイヨン研究所
1961 年 64 巻 2 号 p. 359-360
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ジビニル型化合物の環化重合の研究のために,文献未載のN-アクリロイルアクリルアミドを合成し,ラジカル開始剤の存在下で溶液重合を試みた。重合物は熱ジメチルスルホキシドに可溶であり,重合物中に遊離の二重結合が少い。また得られた重合物のIR吸収ピークが6員環のグルタルイミドのカルボニル特性吸収位置とほぼ一致することから,ポリマー中に6員環の存在が推定され,この重合は分子間分子内環化鎖状重合するものと考えられる。
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