東京大学工学部応用化学科
1961 年 64 巻 2 号 p. 378-379
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メタクリロニトリルの塊状放射線重合を40 ℃ から- 196 ℃ の温度範囲で行なった。この結果40 ℃ から- 10 ℃ の温度領域と-40℃から-196℃の二つの領域で独立に重合が進行することを見出した。低温固相では,重合の活性化エネルギーが0.3kcalと非常に小さい値で,ラジカル禁止剤の効果,重合度,赤外線吸収スペクトルなどの測定結果の検討から,低温域での重合はイオン機構によって進行するものと考えられる。
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