1961 年 64 巻 5 号 p. 780-783
種々のポリエーテルグリコール,およびそのウレタン化物を固定液相として,プロパンおよびプロピレンの塩化物のガスクロマトグラブィーを行ない,エチレンオキシドとプロピレンオキシドを同量含有する分子量2000のブロックポリエーテルグリコールと,トリレンジイソシアネートより,生成するポリエーテルウレタンを固定液相として用いる時,各種塩素化異性体混合物のガスクロマトグラムが最も良好な分離を示すことを認めた。この固定液相を用い種々の炭化水素,塩素化炭化水素, アルコール等の相対保持容量を求め, このカラムが不飽和化合物と極性化合物を選択的におくらせることを確めた。
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