工業化学雑誌
Online ISSN : 2185-0860
Print ISSN : 0023-2734
ISSN-L : 0023-2734
Hoch-Campbenllエチレンイミン合成反応の機構
石井 義郎江口 昇次弘中 武士
著者情報
ジャーナル フリー

1965 年 68 巻 2 号 p. 293-295

詳細
抄録

Hoch-Campbellエチレンイミン合成反応の機構を解明する目的でアセトフェノンオキシムとエチルマグネシウムブロミドとの反応を中心にして,いろいろな条件下でのエチレンイミンの収量,ガス発生量などを調べた。この結果と前報との結果から,この反応は中間に3種のグリニャール錯化合物を通るもので,その中間にアジリン環が生成することがわかった。

著者関連情報

この記事は最新の被引用情報を取得できません。

© 社団法人 日本化学会
前の記事 次の記事
feedback
Top