1966 年 69 巻 11 号 p. 2214-2216
酢酸溶媒中, 過塩素酸触媒によるN-エチルカルバゾールとホルムアルデヒドの反応の研究を行なった。生成物の検討から反応は付加縮合反応のみで進行していることがわかった。また速度論的研究から反応速度式R=k2(a-x)(b-x)(H-αa) , ここにa ,b,およびHはそれぞれエチルカルバゾール,ホルムアルデヒド,触媒の初濃度であり,αは65℃で0.0095の値を持つ定数である, および活性化エネルギー21.4kcal/mol を得た。
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